CGイラスト・オリジナル   連れて逝く





天使に出会ったなら祝福を
それは死後の幸の確証

でも

赤瞳の天使に出会ったなら
あなたは
彼女から逃げなくてはならない

なぜなら彼女は
自らの使命を思いつめるあまり
狂い
すべての生けとし生けるものに永遠の安息をもたらそうとするからだ。
永遠の安息
それは
すなわち天の国へ逝くと言う事だ。
天使の役割は善き死者を天の国へ導く事
彼女の狂った役割は死んでいようといまいと天の国へ導く事

でも

生者を天の国へ連れて逝く事はできない。
ならばどうするか。
手の刃で生を断ち切ればいい。

だからあなたは彼女に出会ったら逃げなくてはならない。
もしもまだ生に未練があるのなら・・・。


あぁ、
どうやら私が書けるのもここまでのようだ。
この本を読んだ貴殿が彼女に出会わない事を天の国から祈っている。
私のように。



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『なんだそういう事か』

俺はたったさっきまで読んでいて
でも今は床に落ちている本の最後のページを読み終わった。
俺の目の前にはさっきまで本を読んでいた
そして今は紅い海の中に倒れている俺の体と
肘までアカく染まった赤髪赤瞳の天使。
そのアカい天の使いがふり向いて言った。


『あなたも連れて逝ってあげる』





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長っ!!
一度やってみたかったんです文章つきv
てかもとからこのイメージで描いてたんで、絵だけだとただグロイだけ(^^;)
つたない文章です。わかりにくいですかね(汗)
この「俺」さんが本を読んでたら、なんだかわからないうちにいきなり襲われて、
本の残りを読んだら「なるほど〜」って納得してるそんな図です。
もうすでに「俺」さんは魂になっちゃってるんですね。
このあと天の国にいったとかどうとか。


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